自治労静岡県本部 臨時・非常勤等職員協議会 2022 春闘学習会

2022年3月19日 春闘学習会にて 講師:静岡市町村共済組合職員

今年の春闘学習会テーマは「静岡市町村共済組合」についてです。公共団体で働いている非常勤職員の多くは現在「協会けんぽ」に加入していますが、被用者保険(厚生年金・健康保険)の更なる適用拡大に併せて、国共済法(国家公務員共済組合法)が適用対象を非常勤職員に拡大し、被用者保険の適用対象である非常勤職員を国共済組合員とした上で、短期給付・福祉事業を適用するため、地共済法も同様の措置を講ずるため10月より法改正を受けて「静岡市町村共済組合」へ加入することになります。

寄せらせた質問の一部とその回答は下記の通りです。

  • Q1 短期共済とは何ですか?
  • A1 国・地方公共団体では令和4年10月1日から、一定要件を満たす短時間勤務の非常勤職員の方が共済組合の組合員となります。一定要件とは、○1週間の労働時間が20時間以上 ○月額賃金88,000円以上 ○2か月を超えて使用される見込みである方 ○学生は適用外 です。地方公務員共済制度の短期給付事業(医療保険)と福祉事業(健康診査等)が適用されることになります。
学習会の終わりに全体写真

学習会後半は各単組のオルグ活動について報告が行われました。

今回の学習会で私が大事にしたのは、各組織で抱えている悩みはほぼ共通しているということを改めて共有したいということです。成功事例ばかりでは無く中々上手くいかず悩んでいる組織も多いということを静岡県でまず統一の認識を図り、どの組織の事例が自分たちに当てはまるのか事例の提供出来る機会を設けました。

今回の学習が少しでも関係する皆様のお役に立てれば幸いです。年度末のお忙しい中講師を引き受けて下さった市町村共済組合の方、ご参加頂いた皆様、準備に尽力頂いた県本部の皆様心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

コメント

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