これまで浜松市西区に設置されていた静岡県動物管理指導センターが老朽化のため富士市大渕(県立富士見学園跡地)に移転整備されることが決まりました。
殺処分施設は設けない
施設が新しくなることに多くの方が期待を寄せていることかと思います。
私もそのうちの1人です。そこで曳田県議会議員の仲介の下、静岡県健康福祉部 衛生課課長が直接いくつかのことについてご説明頂きましたので皆様とも共有させて頂きます。
大きな違いはやはり殺処分施設を設けないことでしょう。
全国的に見ても動物愛護管理法により殺処分される犬猫の数は減っています。つまり全国に設置されている犬猫を処分するための処分機、焼却炉を今後も継続して整備していく必要があるかというとそうではないのです。お隣の神奈川県動物愛護センターに関する記事に書かれているように新センターに関しては「生かす施設」という位置付けなのです。
猫に対する対策
衛生課課長からは新施設に向けては処分数または保護数の多い猫に対しての取り組みを強化するという趣旨のお話を頂きました。
九州の福岡県も同様の対策を講じる資金を得るためクラウドファンディングに踏み切りました。猫舎を新築したい、保護された犬猫に快適に過ごしてもらいたい。この想いが国民に届き、なんと1週間で目標金額の200万円を達成しています。
富士市の新センターについてはこれから具体的な中身が決まっていきます。課長からは来年にも実施されるパブリックコメント(10月頃)にぜひご意見をお寄せ下さいと言って頂きました。
私からは新センター内で保護から譲渡まで完結できるよう、ボランティアの負担を減らす取組をして頂くこと最後に意見として述べさせて頂きました。
今後の新センターについて期待を寄せるとともに、富士市に出来ること、私に出来ることをやり遂げたいと思います。
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