票ハラスメントご存じですか？
票ハラスメントとは、支援者や有権者が議員や議員候補へのセクハラやパワハラを指します。
例えば、街頭で握手を求め、必要以上に体を触る。性的もしくは暴力的な言葉による嫌がらせなどです。
私は議員を志した時にある勉強会に参加しました。そこでは女性議員候補者が被害に合いやすいハラスメントとその対策を大学教授よりご講義頂き、政治活動中や選挙期間中において被害に合わないよう対策を取りました。
対策その１ 街頭は一人で立たない
街頭演説を毎日実行されている政治家の方もおり、自身の政治姿勢、政策をどう訴えるのか各政治家の判断によりますが、「政治家は街頭に多く立つべきだ」という考えには賛同出来ません。
家庭生活との両立、女性政治家の安全の確保、私はしっかり守られるべきだと思います。
対策その２ 議員名簿
議員は住民の意見を広く聴き、市政に反映させることを仕事としているため昔から議員名簿には住所が掲載されていました。
しかし、男女問わず票ハラスメントに悪用され、自宅に知らない人が押しかけてきたり、知人の議員は待ち伏せにも合いました。私は市役所で働いていたので個人情報を守るのは市民を犯罪から守るためであるとし、個人情報の取り扱いは徹底してきた立場です。
ハラスメント防止のためこの令和5年度より住所の一部を非公開に出来るよう提案事案に対し、賛同し各議員に理解を求めました。女性の声が政治を変える。この言葉が何を意味しているのか議員としての初日に実感した次第です。
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