8月30日(水)アニモールかわさき視察!

川崎市動物愛護センターとは

川崎市は人口150万人(富士市24万人)の政令指定都市で、市には動物愛護センターが設置されています。場所は川崎市中原区に位置し、鹿嶋田駅から徒歩11分・平間駅から徒歩7分で着くことが出来ます。視察の日は行きは平間駅を、帰りは鹿嶋田駅を利用しました。

住宅街や公園、学校、給食センターなどが立ち並ぶ緑豊かで閑静な場所にあり好立地な場所に建設されていることに驚きました。富士市に令和7年度に開設される静岡県動物愛護センター(仮)は富士市大淵に開設されます。街の中心に建設されないのは残念ですが動物愛護センターが開設されることで市民の動物愛護に関する意識の向上に期待したいです。

センターは平成31年に開設されており、5年程しか経っておらず開設にあたっては平成22年に「川崎市動物愛護センター建設に関する請願」が市議会で全会一致採択されたことがきっかけです。

建設費は10億円、1年4か月かけて建設されました。

富士市に新たに移転される動物愛護センターの費用予算は令和5年度に設計委託費として3,300万円ほど計上しています。今後の費用は確認していきたいと思います。

いのち・MIRAI教室

川崎市動物愛護センターでは生態を使わずに写真やパネルを使用して、「動物を触る場」ではなく「命の大切さを教える場」と位置付けた動物愛護教室を行っています。

ボランティア

かわさき犬・猫愛護ボランティアを川崎市が募集し、現在167名がボランティアとして登録しています。このボランティアは普段の自発的な活動、市のイベント等に協力してくれるボランティアで、これとは別にセンターの業務支援ボランティアがあります。これに50名ほど登録があり、ミルクボランティアがまた別に10名ほどいらっしゃいます。

富士市民の方からボランティアについては問い合わせを受けることがあります。移転してくる動物愛護センターはセンター運営をどのように行うのか。行政とボランティアとの関係が希薄で中身が見えないという声を頂くので川崎市と同じように考えるのか分かりませんが経過を見ていきたいと思います。

普段は立ち入り禁止のバックヤードを見せて頂きました
ペピィにゃんミーツルーム。ガラス越しに猫ちゃんの様子を見ることができます。明るい部屋にのびのび運動していました。
名札に注目!看護師さんの愛あふれる手作り名札。ゲージは縦繋がっていて上下運動出来るよう2段使いしています。

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