【高知市土佐山学舎】
視察2日目、高知市の小中一貫校を視察させて頂きました。
この小中一貫校は「土佐山学舎」
市内からおよそ車で30分の山奥にある1クラス15名の小規模学校です。
人口減少していく里山に危機感を持ち、特色ある学校を作り、学校存続を求めた地域の方々。
その想いが詰まって完成したのが「土佐山学舎」です。
マイクロバスを運行し、校区外からも生徒が通えるよう体制を整えました。
特色ある学校は評判になり、今では定数オーバーの嬉しい悲鳴が聞こえるほどです。
英語教育は1年生から始まり、日本語を使わない教育は5年生にもなると、大人もびっくりするほど積極的に英語で話しかけてきます。
英語を学ぶことで、コミュニケーションは豊かになることが分かります。
小中一貫校だけでなく、学校の在り方が問われている今、ただ体制を整えるだけではあまり効果がないように感じます。
土佐山学舎が選ばれるのは、先生の「熱意」と、住民の「思いやり」が本質だと思いました。
職員を教育している校長先生、地域をまとめる住民のキズナがあって土佐山学舎は成功しています。
税金でハコモノを作ることよりも、職員に対する教育、または職員がゆとりを持って働ける環境作りがまずは大切なのではと感じました。
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